荒川区でリフォームが完成しました。
久しぶりの更新となってしまってすいません。
その間にも沢山の工事が無事完了しています。
今日は5月に完工した荒川区のS様邸のご報告です。
S様はおじい様やおばあ様が大切にされてきた建物の趣を変えることなく、
残せる部分は残してのリフォームをお望みでした。
リフォーム会社さんを何社か声をかけても、
耐震や断熱を施すようなスケルトンリフォームだと、
新しくしましょうと言われてしまって、、。
と私共の耐震セミナーに参加されました。
以前にもお客様のご希望により、耐震と断熱を施しながらも、
今までの趣を残しながらのリフォームをさせて頂いた事例が
ございましたので、ご説明させて頂きました。
その後耐震診断のご依頼を頂き、
大切なお住まいをお任せ頂く事になりました。
既存を残しながら、耐震や断熱を施していくというのは、
結構大変な作業なのです。
残されたい部分には、今ではなかなか手に入りにくい素材であったり、
時間が経過して良い味わいになっている素材などですので、
慎重に工事する必要がありました。
耐震工事をする際に、どうしても解体しなればならない部分に
関しては、依然と遜色ないように同じように仕上げました。
こちらが工事前の写真です。
飾り障子がとても印象的な玄関です。
床は国産杉の無垢フローリングを貼って、米ぬかのオイルで仕上げています。
床が明るくなったので、和モダンな素敵な玄関になりました!!
おじい様が建具の職人さんだったとのことで、
おじい様が作られた建具を生かしたいとのご要望でしたので、
建具ぴったりにする為、窓サイズを特注しました。
本当に素敵なデザインの建具です。
既存ではガラスが入っていたのですが、
和紙調のワーロンに張り替えました。
外に新しく窓を設置しましたので、隙間風が入る事もありません。
新築のように、すべて新しくすることを望まれる方や、
こちらのS様のように、できる限り、趣を壊したくないので、残して欲しいと
望まれる方。
リフォームのご要望は様々です。
大切にされる部分もそのお客様によって異なりますので、
何度もお打ち合わせをさせて頂き、ご要望を伺い、
リフォームを進めます。
S様が建物を大切にされているお気持ちを伺い、
塩谷が、何とかして残したいと考え完成したリフォームです。
建てた当時の職人さんも腕の良い職人さんだったようで、
エコリフォームの職人たちも、口々に、ここは手間がかかっている、
良い材料つかっているよ~と言っていました。
真面目な職人さんたちがひとつひとつこだわって丁寧に作った木造の建物です。
そんな建物のリフォームに携わらせて頂いた事、
そして、残すことができたこと、そして何よりお客様が喜んで下さっていることが、
嬉しいです。
風が吹く度に木製の窓とガラスがガタガタと揺れて
怖かったと仰っていましたが、
隙間風もなく、最新の窓ガラスが入り断熱性もUPしました。
強度が足りない部分を補強し、耐震性もUPしていますので、
安心して暮らして頂けます。
建物を大切にするS様のお気持ちに触れ、
私も色々な物を大切にしようと思いました。
お打ち合わせも楽しかったです。
S様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
S様のように、建物の趣をそのままにされた事例はこちらです。
↓↓↓
耐震セミナーについて
東日本大震災の後に、エコリフォームで何かお役に立てないかと、
始めた耐震セミナーです。
木造の耐震についてお話します。ご自宅、ご実家、新しく購入された建物。
ご不安な方は是非お越し下さい。
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