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マンションリフォーム物語~自分らしい住まい~④

こんにちは、コーディネーターの薄井です。

マンションリフォーム物語の工事、無事に完成を向かえ、一昨日お引渡しをさせて頂きました。

完成の様子は、カメラマンの写真が上がってきたら、またご紹介させて頂きます。

 

さて、今回の工事で、室内の仕上げは、スイス漆喰という素材で仕上げをさせて頂きました。

日本の漆喰と比べて、アルカリ度が高いため空気の浄化機能が高く、ざっくりした風合いのスイス出身の漆喰です。

私たちは、いつも使用しております材料で、また、お客様もこの材料で、リビングを自分で塗られていました。

ただ今回、ちょっと困った現象が起きてしまいました。

漆喰を塗ったところから、「アク」が出てしまったのです。「アクが出る」とは、長年の間に下地に染み込んだ汚れや、下地が元々持っている物質が、塗り壁の表面に現れてしまう事です。

 

Aku_2  写真を見ていただくと、うっすら黄色っぽくなっているのが分かりますでしょうか。

アクが出てしまったことを、私がお伝えしましたら、「影?目の錯覚?言われてみれば黄色いような・・・?」と、お客様も仰っていましたが、確かに黄色く出てしまっています。

 

下地がベニヤの面からは、アクが出る事がしばしばありますので、前もって下処理をさせて頂いておりました。

また、その他の箇所も、しっかりアク止め処理を施しておりました。

にも関わらず、石膏ボードの面、それも古い石膏ボードならまだしも、2年半前のリフォームで新しくさせて頂いていた石膏ボードの面からも、アクが出てしまったのです。

 

これには、左官屋さんの親方も頭を抱えてしまい、メーカーの営業さんや、技術担当の方へも何度も問合せをして下さり、上から漆喰と同じ素材でできた塗料を塗ることで、手直しをさせて頂きました。

今回のケースは、メーカーとしても経験の無いことだったようで、原因と考えられる事も2点ほどあげて頂きましたが、なかなか難題だったようです。

石膏ボードは、汚れを吸着しやすく、例えば日ごろの暮らしの中で、タバコやお線香、お香など、ごく普通のことでも、アクを引き起こす原因となってしまい、また、化学反応も起こりうるんだそうです。

 

私たちもスイス漆喰をいつも使っていますし、工事を担当させて頂いた左官屋さんも、慣れていらっしゃいます。

それでも、このような事が起きてしまうのが、自然素材の難しいところです。

Dsc03571  今回は補修をさせて頂き、見た目にも違和感無く、アクもおさまりましたので、本当に良かったです。

 

 

 

 私たちは、ご依頼を頂いた工事を最後まできちんと納めさせていただくのは当然ですが、今回は、左官屋さんも、本当に親身になって対応くださって、とても頼もしく、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、お客様も、おおらかにご対応くださり、本当にお人柄に助けて頂きました。

 

さて、無事にリフォームが完成し、本当に素敵な空間が完成しました!! 

時間をかけ、素材を吟味され、少しずつご自分でも手を加えられた住まい、さぞかし、いとおしくていらっしゃるのではないでしょうか。 

完成を目の当たりにして、嬉しそうなお客様とお話しをしながら、私もしみじみ、心が温かくなりました。また、別の記事で紹介をさせて頂きますね。

★こちらのお客様の記事その【3】はこちら

★こちらのお客様の記事その【2】はこちら

★こちらのお客様の記事その【1】はこちら

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