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2010年1月

マンションリフォーム物語~自分らしい住まい~④

こんにちは、コーディネーターの薄井です。

マンションリフォーム物語の工事、無事に完成を向かえ、一昨日お引渡しをさせて頂きました。

完成の様子は、カメラマンの写真が上がってきたら、またご紹介させて頂きます。

 

さて、今回の工事で、室内の仕上げは、スイス漆喰という素材で仕上げをさせて頂きました。

日本の漆喰と比べて、アルカリ度が高いため空気の浄化機能が高く、ざっくりした風合いのスイス出身の漆喰です。

私たちは、いつも使用しております材料で、また、お客様もこの材料で、リビングを自分で塗られていました。

ただ今回、ちょっと困った現象が起きてしまいました。

漆喰を塗ったところから、「アク」が出てしまったのです。「アクが出る」とは、長年の間に下地に染み込んだ汚れや、下地が元々持っている物質が、塗り壁の表面に現れてしまう事です。

 

Aku_2  写真を見ていただくと、うっすら黄色っぽくなっているのが分かりますでしょうか。

アクが出てしまったことを、私がお伝えしましたら、「影?目の錯覚?言われてみれば黄色いような・・・?」と、お客様も仰っていましたが、確かに黄色く出てしまっています。

 

下地がベニヤの面からは、アクが出る事がしばしばありますので、前もって下処理をさせて頂いておりました。

また、その他の箇所も、しっかりアク止め処理を施しておりました。

にも関わらず、石膏ボードの面、それも古い石膏ボードならまだしも、2年半前のリフォームで新しくさせて頂いていた石膏ボードの面からも、アクが出てしまったのです。

 

これには、左官屋さんの親方も頭を抱えてしまい、メーカーの営業さんや、技術担当の方へも何度も問合せをして下さり、上から漆喰と同じ素材でできた塗料を塗ることで、手直しをさせて頂きました。

今回のケースは、メーカーとしても経験の無いことだったようで、原因と考えられる事も2点ほどあげて頂きましたが、なかなか難題だったようです。

石膏ボードは、汚れを吸着しやすく、例えば日ごろの暮らしの中で、タバコやお線香、お香など、ごく普通のことでも、アクを引き起こす原因となってしまい、また、化学反応も起こりうるんだそうです。

 

私たちもスイス漆喰をいつも使っていますし、工事を担当させて頂いた左官屋さんも、慣れていらっしゃいます。

それでも、このような事が起きてしまうのが、自然素材の難しいところです。

Dsc03571  今回は補修をさせて頂き、見た目にも違和感無く、アクもおさまりましたので、本当に良かったです。

 

 

 

 私たちは、ご依頼を頂いた工事を最後まできちんと納めさせていただくのは当然ですが、今回は、左官屋さんも、本当に親身になって対応くださって、とても頼もしく、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、お客様も、おおらかにご対応くださり、本当にお人柄に助けて頂きました。

 

さて、無事にリフォームが完成し、本当に素敵な空間が完成しました!! 

時間をかけ、素材を吟味され、少しずつご自分でも手を加えられた住まい、さぞかし、いとおしくていらっしゃるのではないでしょうか。 

完成を目の当たりにして、嬉しそうなお客様とお話しをしながら、私もしみじみ、心が温かくなりました。また、別の記事で紹介をさせて頂きますね。

★こちらのお客様の記事その【3】はこちら

★こちらのお客様の記事その【2】はこちら

★こちらのお客様の記事その【1】はこちら

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新宿のマンションリフォームK様邸②

こんにちは、コーディネーターの薄井です。

新宿のマンションリフォーム、予想外の出来事もありましたが、最善の完成を迎えるべく、工事が進んでいます。

 

こちらのマンションリフォームの目的のひとつに、防音工事があります。

マンションリフォームと防音工事は、切っても切り離せないものがあります。

こちらのお施主様のK様ご夫婦も、防音のことをとても気になさっていて、床下にセルローズファイバーという断熱材を使った防音工事を施させていただく事になりました。

P1130007 リフォーム前の床がこちらです。

ごく普通のフローリングですね。

こちらのマンションは築40年ですが、7年前に入居された際、リフォームをなさって、フローリングに変更されたんだそうです。

足音が下のお家に響いている事を、特に心配されていました。

 

 

Dsc05368解体をしているところです。

下地は木で組まれていて、床下が20cm位あります。

ここの空間が、空洞になっていたため、足音が反響して大きくなり、下の階に響いていたんですね。こういった現象を、太鼓、太鼓現象などと呼びます。

このことは、予想をしておりましたので、床下の空間に断熱材を施工することで、音を遮断する計画です。

断熱材は、一般に良く使われるグラスウールなどでも良いのですが、より防音効果を高めるため、隙間無く吹き込んで施工ができる、セルローズファイバーを選択しました。

セルローズファイバーは、古紙を粉砕して繊維状にしたもので、モコモコのフワフワのものを、掃除機の逆のようにホースから噴出させて、壁や天井、床の中に吹き込みます。

 

Dsc03512_2 当初、上の写真にある元々の木の下地をそのまま使用する予定でしたが、解体してみると、そのまま使えない、というか使ってもいいのだけれど、できるなら使いたくない感じ、という事がわかり、置き床式に変更をさせて頂くことにしました。

 

 

2010125_085 さて、こちらの空間に、セルローズファイバーの吹き込みです。

床下に隙間無く、満タンに吹き込みましたので、効果は高いですよ!

本来は、足音などのドスンドスンという音は、コンクリートスラブの厚みを厚くして対応する事がベストです。

でも、後からのリフォーム工事でそれはできませんので、今回はセルローズファイバーを使わせて頂きました。

セルローズファイバーの防音効果については、いつもお世話になっている、株式会社マツナガさんのホームページのなかの こちら のページに詳しく書かれておりますので、ご興味のある方は、参考になさってください。

防音の工事は、見た目がキレイになっていれば良い、といったこととは違い、機能面で効果が出ないと意味が無いですので、方法を充分に検討する事が必要です。

防音の工事が無事に終わりましたので、K様邸のリフォーム、引き続き仕上げの工事に入っていきます。

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リフォームをさせて頂いたその後・・・。

こんにちは。コーディネーターの千葉です。

先日、昨年リフォームをさせて頂いたH様のお宅に年始のご挨拶に伺いました。

(年末にお会いできなかったので)

中古マンションをリフォームされたH様。リフォーム後とっても素敵にお住まいでした!

お引渡しの時は、お引越しの前でしたので、お暮らしぶりを拝見できて良かったです。

もともとお使いだった食器棚と、新しく購入された木の家具がとっても素敵でした。

カーテンも、壁紙にあわせてエレガントな生地を選ばれたそうです。

裾のレースが可愛らしいですよね。ドレープも重厚感のあるワインレッドでお部屋の雰囲気にぴったり!

2010111_003 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてなんと、H様お茶をたてて下さったんです。

食器棚に茶筅を飾ってらしたので、お茶をされるんですか?とお聞きしたら、

『お抹茶お好きですか?お好きでしたら、お茶にしますね。』

と、サッとお茶をたてて下さいました。素敵です。

2010111_008

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お聞きするとお母様がお茶の先生をされていたそうです。

御干菓子まで頂いて、素敵な空間でとても優雅な時間を過ごさせて頂きました。

年始のご挨拶にきたのに・・・。なんだか申し訳ないような。

H様ありがとうございます。

こうやって、リフォーム後にお邪魔して、今のお暮らしを拝見し、

沢山のお話をさせて頂けるなんて有難いことだと思いました。

この頂いたご縁を大切にしたいと思います。

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マンションリフォーム物語~自分らしい住まい~③

こんにちは、コーディネーターの薄井です。

マンションリフォーム物語~自分らしい住まい~、工事が進んでいます。

 

マンションの内装リフォームを行っていますが、今日は、今回使用している塗料のお話です。

ドアや枠などの木部を白く塗る箇所がありますが、今回は私たちも木部には初めて使う塗料、デュブロンを使用させて頂いています。

 

私たちは、デュブロンを、いつも、オガファーザーという、紙と木からできた壁紙の上に仕上げにの塗装に使っています。

水性の、ちょうど子供の頃に使った絵の具のような質感の塗料で、環境先進国ドイツのリボス社のものです。

人体に有害な物質が出ないことはもちろんなのですが、マットな質感の仕上がりが、とっても素敵なんですよ♪

(デュブロンについては、例えば、『自然素材でスタイリッシュ空間』の事例でも、詳しくご紹介をさせて頂いていますので、是非ご覧になってみてください。) 

 

 R0011057  

こちらのお宅では、洗面室とトイレと浴室が、ひと部屋になっています。

2年半前のリフォームで、無垢の腰壁を作らせていただいていました。 

 

 

 

 

R0017895 お客様が2年半かけて、少しずつDIYをなさっている中で、写真のように、デュブロンの白で木部を塗装なさっていましたので、今回のリフォームで塗装をご依頼頂いた箇所の中で、白くしたい木部は、同じようにデュブロンで塗装させて頂くことにしました。

 

 

 

 

 

私たちは、これまで木部にデュブロンを塗装した事がなかったのですが、メーカーに確認したら、デュブノという専用のシーラー(下地)を塗ることで、木部にも使用OKなんだそうです。

 

塗装屋さんが、ドアや枠などを塗っていきます。

Dsc03333   

 写真で見ると、白なのですが、実物を見ると、ペンキの白とはもちろん違いますし、オイルの白とも、また違います。

ペンキと比べれば、汚れは付きやすいですし、強く擦ると剥げてしまいますが、私は、この質感、とても好きです。

時間が経てば、どんなものでも汚れたり、傷んだりしていきますが、デュブロンで塗装した木部は、汚れたり、塗料が剥げたりしても、そこがまた味わいを帯びていい感じになりそうです。

 

お客様も、仕上がりをご覧になったら、喜んでくださる事でしょう♪

★こちらのお客様の記事その【4】はこちら

★こちらのお客様の記事その【2】はこちら

★こちらのお客様の記事その【1】はこちら

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新宿のマンションリフォームK様邸①

こんにちは、コーディネーターの薄井です。

本日から、新宿でマンションリフォームが着工しました。

都心にあるのですが、とても静かな築40年近いマンションです。

K様ご夫婦は、とても素敵な家具や雑貨に囲まれてお暮らしです、大切な無垢の家具や、インテリアが映える、自然素材たっぷりの空間に、リフォームします!

約1ヶ月の工事期間中、また工事の様子をこちらのブログでお届けいたしますので、お楽しみに♪

 

さて、今日は、着工前の現場で、お客様と打合せをしました。

P1120050 工事は内装全体に掛かってくるので、お客様にはお近くで仮住まいをお願いしています。家具や家財は、リフォーム前の現場にて、残すもの、処分するものなど、ご相談しました。

 

 

P1120077

水まわりは10年ほど前にリフォームをなさっていますので、今回は手を加えません。

洗面室やキッチンに、家具をしっかり梱包して置いておきます。

 

 

 

 

P1120079 大工さんが養生をしています。

明日から、解体が始まります。 

 

 

K様ご夫婦に、喜んでいただけるように、頑張ります♪

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マンションリフォーム物語~自分らしい住まい~②

こんにちは、コーディネーターの薄井です。

マンションリフォーム物語~自分らしい住まい~②です。

今日は、工事がお休みです。昨日の現場の様子を、ご紹介します。

今回の工事は、実働9日間の内装工事です。

まず、大工さんが下地を整えたり、ちょっとした工事をして、

その後、塗装(無垢のドアや枠に、自然塗料を塗装します)→

タイル→塗り壁(スイス漆喰を使います)、と進みます。

昨日は、タイル工事や塗り壁工事のために、大工さんが入って細かい準備を行いました。

201018_12_2 例えばこちら。

廊下の角部分です。(こういう出っ張った角を、大工さん達は、出角・デズミと呼びます)

廊下の壁は、漆喰を塗って仕上げます。

下のところにコンセントがついていますね、このコンセントを使って、お客様、掃除機を掛けるのですが、角にコードがぶつかってしまうんです。

塗り壁はどうしても、ビニールクロス等と比較して、出角が崩れやすくなります。掃除機のコードで角が傷ついてしまうといけないので、木を加工して写真のような補強をしました。

後から、自然塗料で白くペイントする予定です。

 

201018_13 それからこちら。

写真左側の壁面が、ベニヤになっているのが、分かりますか?

普通の壁は、右側の黄土色の部分のように、石膏ボードを下地にします。この上から、クロスなど、仕上げを貼っていくんです。

こちらのお宅でも、元々石膏ボードに張りにしていました。 

 

 

今回のリフォームで、この部分には、お客様のご希望で、石のような質感のタイルを貼って仕上げることになりました。

厚みがあり、重さもあるタイルですので、強度を持たせるために、石膏ボードは剥がして、より強度のあるベニヤに下地をやり変えました。

とても、マニアックな内容でしたが・・・

このように、塗り壁にする、壁にタイルを張る、といった、一見簡単に見える工事でも、ひと手間かけて、きちんと準備をする事が、とても大切だと考えています。

来週の火曜日から、塗装の工事が始まります♪

★こちらのお客様の記事その【4】はこちら

★こちらのお客様の記事その【3】はこちら

★こちらのお客様の記事その【1】はこちら

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マンションリフォーム物語~自分らしい住まい~①

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

さて、本日は、私、薄井の担当させて頂いております、マンションリフォームが着工しました。

2年半前にスケルトンリフォームをさせて頂いたお客様の、内装工事を、ご依頼頂きました。新年早々に工事をお任せ頂き、本当にありがたいことです!

こちらのお客様です。

Photoマンションリフォーム物語 自分らしい住まい

2年半前のリフォームでは、築年数約20年、90㎡を超える広いマンションを4LDK→2LDKに間取り変更して、お好みのエレメントを使ってリフォームをさせて頂きました。

お客様はDIYがお好きですので、内装の塗り壁などご自分でされたいという事で、内装は未完成の状態で、お引渡しをさせて頂きました。(なので、写真も、壁が下地のままになっています)

2年半かけて、DIYを楽しまれ、24帖ほどもある広いリビングは、壁の漆喰をご自分で仕上げられました。下地から全部、ですから、本当にお見事です。とっても素敵なリビングに仕上がっています♪

そして、リフォームから1年後の一昨年の夏には、オーダー家具の工事をお任せ頂きました。壁一面の、無垢の家具を造らせて頂きました!

2008628_027 現在は、たくさんお持ちの本や、小物を素敵に飾ってお使いです。

家具の完成1ヶ月後には、このような嬉しいメールも頂きました。

『この前作っていただいただ造作家具、こんな具合に収まっています。(お写真も送って下さいました。)いっぱいになってしまうかな、と思いましたがまだ余裕もあります。段ボール箱もなくなり、また壁紙はがしが始まりました!』

お客様と、寸法やデザインなど、たくさん相談をしながら造らせて頂いた家具ですので、気に入って頂いて本当に良かったです。

 

 

さて、2年半経ちまして、DIYも充分楽しんだし、ということで、残りの内装工事を、私どもにお任せ頂けることになりました。

今回の工事内容は、ドアや枠などの塗装と塗り壁、タイル工事が中心です。 

今日は、朝から伺い、養生を行っております。

Dsc05343 お留守をお任せ頂き、お客様には、感謝申し上げます。

大切に、お預かり致します。

 

 

また、工事の様子を、こちらのブログでご紹介させて頂きます♪

 

こちらのお客様のお宅の完成が、私も本当に楽しみです!!

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